旭華園 news

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魚の住処は水草

旭華園にある旭ヶ池に、アサザが植えられている.
アサザはミツガシワ科のアサザ属で漢字で書くと朝咲、浅沙、阿佐佐などと書かれるらしい.花は晴れの日の日中に咲き、曇天下ではあまり咲かない.
咲き始めて2ヶ月になろうとしている.儚げな姿だが花期は非常に長い.
葉は、スイレンのような切れ込みのある円形.いかにも水草らしい姿.
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アサザは成長が早いため、旭ヶ池の賑やかしと、金魚の、アオサギからの保護の狙いで購入、植えることにした.購入時ポットにメダカの卵が付いてきた.旭ヶ池で孵化した.今のところ、隠れる拠り所ができたせいか魚たちの数は減っていない.魚も賑やかになった.

アサザは成長が早い.水面を覆いつくすほどの植物も如何なものかと思うので、ほどほどに剪定し涼しげな水面も楽しみたいと思う.
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by kyokukaen | 2012-08-02 18:21

蛸に願いをこめる

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暑い暑いと言いながら、夏至も過ぎ、気がつけば雑節の半夏生も過ぎてしまった.
寒かろうが暑かろうが、気象に振り回されず、時計を持っているわけでもないのに必ずその時期に変化をみせる植物がある.
ハンゲショウ(半夏生または半化粧)がその一つ.ドクダミ科の多年草.

旭華園に”旭ヶ池”と呼んでいる1m×5mほどの小さな池があるが、この池にハンゲショウを植えてある.今年も先端の葉に半分白くおめかしをした.美しい.
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関西では半夏生の時期に、蛸を食べる習慣があるらしい.田植えをした稲がしっかりと大地に根付くようにと願いを込めて食べるというのだが、この暑さを乗り切るのに、蛸を食べて体力をつけることは理にかなっている.

このところ変な陽気が続いている.台風だとか大雨だとか・・・.植えた木が倒れていないか冷や冷やする.幸い今のところ弊社で植えた木は倒れていないが、心配は絶えない.

そうだ、田植えとはいかないが、古人の知恵にならって、植えた木が、しっかりと大地に根付いてくれるよう願いを込めて、我々も蛸を食べてみるとしよう.
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by kyokukaen | 2012-07-05 19:52

紫色の紙風船

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旭華園のキキョウたちは、大分個体差があるらしく、花の色の濃いものや薄いもの、開花の早いものでは2週間ほど前に咲き始め、花柄摘みを終えているものから、今蕾の状態のものまで様々.
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蒸し暑さの増すこの時期、紫色の紙風船を見ていると、とても涼しげで心地良い.
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by kyokukaen | 2012-07-03 18:37

ロータス効果?

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旭華園にあるギボウシたちが、梅雨の時期を向かえ、瑞々しさを取り戻した.
日本の山に見られる在来の種や、黄葉、銀葉、斑入り種など種類は様々.
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蓮の葉のように、葉に付いた汚れやムシを、弾き転がした水の力で洗い流す作用をロータス(蓮)効果というらしい.
ギボウシの中には、蓮の葉まではいかないものの、かなり弾く構造を持った種がある.

自分も蓮の葉のように、世俗のアカを洗い流せられるのであれば、瑞々しさも取り戻せるのであろうが、積もり積もったアカというものは中々洗い流せそうにない.

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by kyokukaen | 2012-07-01 11:21

中盤戦

日本建築専門学校の造園計画の授業もいよいよ中盤を迎えた.中間試験だ.

試験内容は、
●露地の基本的な平面構成、施設の説明・・・これは茶事の流れを理解する
●設計~着工までのプロセスの説明・・・主に造園工事の設計手順と注意事項の整理
●男結びを試験中に一つ縛り提出・・・単純に固く美しく縛る
                       知識だけの頭でっかちではいけないことを理解させる
                       
とした.
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試験結果は、生徒それぞれという感じだが、男結びがしっかりできた生徒は、暇を見ては固く縛れるまで、何度も繰り返し練習したとのこと.その差は歴然.


旭華園のニワナナカマドの花が終わりを迎えている.
美しいのでアップした.
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by kyokukaen | 2012-06-26 07:53

6月なのに赤い葉

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旭華園には、赤葉とか銅葉、紫葉、黒葉などといわれている赤系の葉を持った植物がある.
緑色の木々の中に紅一点、赤葉はとても象徴的だ.

画像の植物は、ノルウェーカエデ“クリムソンキング”というカエデ科の園芸品種.
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今は紅葉する時期ではないのに、なぜこの木の葉は赤いのか?

難しい話は好まれないが、手短に説明すると、
葉の組織は、表面側から上面表皮、柵状組織、海綿状、下面表皮の順に4種の細胞から成っている.
通常、葉が緑色に見えるのは、柵状組織の中に分布する葉緑素(クロロフィル)という色素が作用している.
赤系の葉は、柵状組織の外側の上面表皮と下面表皮にアントシアニン(赤い色素)の量が普通の種より多く分布しているため赤く見えるとの事.

この状態は、秋の紅葉の状況とは少々違う.
秋の紅葉は、気温が低温になってくると柵状組織内の葉緑素が破壊され、葉内にアントシアニンができ、紅葉となる.詳しくは、気分が紅葉モードになる12月ごろブログにアップしたいと思う.また、黄色葉(オーレア)や秋の黄葉も別の機会に.
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by kyokukaen | 2012-06-13 18:52

みどり摘み

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5月下旬から6月上旬にかけて、みどり摘みという松の手入れが行われる.
みどり摘みとは別名芽摘みともいわれ、この時期延びている新芽を切り取る作業のことをいう.

切られた脇から、再度複数の芽を出し直す.
この複数の芽たちは秋まで伸長、硬化していくわけだが、それぞれの芽は細く、短く、葉も本来の2/3~1/2ほどの長さで止まる.

このことにより、樹高3、4m以下の木であっても、小柄ながら、こんもりとした枝葉により風格のある姿になる.
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涼しげな雑木や賑やかな草花たちも良いが、通りの一角にある立派なマツも見ていてとても気持ちが和む.
最近、町並みからマツが消えつつあるのが何か淋しい.
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by kyokukaen | 2012-06-07 13:29

光背のある花

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旭華園のオランダカイウが初めて咲いた.
オランダカイウは別名カラーといい、サトイモ科の植物だ.同じ仲間に、ミズバショウ、ザセンソウ、ちょっと変わった形のアンスリウム、ちょっとグロテスク(個人的な感想)な印象のテンナンショウなど.

サトイモ科の特徴は独特な印象を放つ花だ.
中心の黄色の棒状のものが、肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる穂と、仏炎苞(ぶつえんほう)と言われる花弁との構成からなる.
仏炎苞は仏像の後ろにある、炎のかたちをした仏炎(光背)という箇所に似ていることからその名がついた.

去年の夏までは、日向に植えてあったのだが、葉焼けをおこしてなかなか花が咲かなかった.
秋に日陰に移してみたところ、今年になり2つだが咲いた.感激だ.

旭華園の如来様たちは、来年何体に増えるのだろうか、楽しみだ.
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by kyokukaen | 2012-06-06 19:27

美しい雄しべ

旭華園のブラシノキが咲いた.
ブラシノキの名の由来は、花序の形状が、ボトルブラシに似ていることからきている.
別名カリステモンとも呼ばれ、ギリシャ語で”美しい雄しべ”を意味する.
オーストラリア原産でフトモモ科に属する.

フトモモ科というと旭華園には他に、フェイジョア、ギンバイカがある.
皆、美しい無数の雄しべが特徴.
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オーストラリアでは乾燥気候により、よく火災が起こる.ブラシノキはその際に、果実が熱せられ、割れて種が放出されるとのこと.同様に、オーストラリア原産の同科のユーカリも同じだそうだ.
環境に合わせて繁殖の方法もそれぞれとおもうが、オーストラリアという国は、変わった特徴を持った動植物が多い.

実生繁殖は、原種では果実を熱するなど、発芽する環境を整えるのがよいと言われている.
フライパンで熱して、確認してみたい.
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by kyokukaen | 2012-06-03 20:22

綿帽子をかぶった花嫁

旭華園のオオヤマレンゲが咲き始めた.ため息が出るほど美しい.感激だ.
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三つ目が咲いてやっといい表情の画像が撮れた.
樹高1.2m程の木に20個近い蕾がついている.

日本人好みの清らかで完全の美、偽りを感じない花の姿.綿帽子をかぶった花嫁のよう.
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オオヤマレンゲの名の由来は、奈良県の大峰山に自生していて、花の形が蓮の花に似ていることからきているとのこと.オオヤマの部分の由来を知らなかった.

現在自生地では盗掘の被害により絶滅が危惧されているとのこと.きっと自生地ではもっと神秘的で美しい姿を見せてくれているのだろう.
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by kyokukaen | 2012-05-26 20:08