旭華園 news

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6月なのに赤い葉

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旭華園には、赤葉とか銅葉、紫葉、黒葉などといわれている赤系の葉を持った植物がある.
緑色の木々の中に紅一点、赤葉はとても象徴的だ.

画像の植物は、ノルウェーカエデ“クリムソンキング”というカエデ科の園芸品種.
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今は紅葉する時期ではないのに、なぜこの木の葉は赤いのか?

難しい話は好まれないが、手短に説明すると、
葉の組織は、表面側から上面表皮、柵状組織、海綿状、下面表皮の順に4種の細胞から成っている.
通常、葉が緑色に見えるのは、柵状組織の中に分布する葉緑素(クロロフィル)という色素が作用している.
赤系の葉は、柵状組織の外側の上面表皮と下面表皮にアントシアニン(赤い色素)の量が普通の種より多く分布しているため赤く見えるとの事.

この状態は、秋の紅葉の状況とは少々違う.
秋の紅葉は、気温が低温になってくると柵状組織内の葉緑素が破壊され、葉内にアントシアニンができ、紅葉となる.詳しくは、気分が紅葉モードになる12月ごろブログにアップしたいと思う.また、黄色葉(オーレア)や秋の黄葉も別の機会に.
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by kyokukaen | 2012-06-13 18:52

みどり摘み

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5月下旬から6月上旬にかけて、みどり摘みという松の手入れが行われる.
みどり摘みとは別名芽摘みともいわれ、この時期延びている新芽を切り取る作業のことをいう.

切られた脇から、再度複数の芽を出し直す.
この複数の芽たちは秋まで伸長、硬化していくわけだが、それぞれの芽は細く、短く、葉も本来の2/3~1/2ほどの長さで止まる.

このことにより、樹高3、4m以下の木であっても、小柄ながら、こんもりとした枝葉により風格のある姿になる.
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涼しげな雑木や賑やかな草花たちも良いが、通りの一角にある立派なマツも見ていてとても気持ちが和む.
最近、町並みからマツが消えつつあるのが何か淋しい.
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by kyokukaen | 2012-06-07 13:29

美しい雄しべ

旭華園のブラシノキが咲いた.
ブラシノキの名の由来は、花序の形状が、ボトルブラシに似ていることからきている.
別名カリステモンとも呼ばれ、ギリシャ語で”美しい雄しべ”を意味する.
オーストラリア原産でフトモモ科に属する.

フトモモ科というと旭華園には他に、フェイジョア、ギンバイカがある.
皆、美しい無数の雄しべが特徴.
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オーストラリアでは乾燥気候により、よく火災が起こる.ブラシノキはその際に、果実が熱せられ、割れて種が放出されるとのこと.同様に、オーストラリア原産の同科のユーカリも同じだそうだ.
環境に合わせて繁殖の方法もそれぞれとおもうが、オーストラリアという国は、変わった特徴を持った動植物が多い.

実生繁殖は、原種では果実を熱するなど、発芽する環境を整えるのがよいと言われている.
フライパンで熱して、確認してみたい.
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by kyokukaen | 2012-06-03 20:22

綿帽子をかぶった花嫁

旭華園のオオヤマレンゲが咲き始めた.ため息が出るほど美しい.感激だ.
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三つ目が咲いてやっといい表情の画像が撮れた.
樹高1.2m程の木に20個近い蕾がついている.

日本人好みの清らかで完全の美、偽りを感じない花の姿.綿帽子をかぶった花嫁のよう.
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オオヤマレンゲの名の由来は、奈良県の大峰山に自生していて、花の形が蓮の花に似ていることからきているとのこと.オオヤマの部分の由来を知らなかった.

現在自生地では盗掘の被害により絶滅が危惧されているとのこと.きっと自生地ではもっと神秘的で美しい姿を見せてくれているのだろう.
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by kyokukaen | 2012-05-26 20:08

頭巾をまとった面々

旭華園のヤマボウシたちが咲いた.

名前の由来は、四枚の白いガクが、法師(僧兵)のまとった白い頭巾に見えることからヤマボウシと名付けられたとのこと.
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旭華園の法師たちは、赤頭巾ちゃんもいれば、斑入りの葉の上で波乗りを楽しむ白頭巾もいたりと、法師らしくない面々がいて、この時期を賑やかにしてくれる.
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by kyokukaen | 2012-05-25 16:13

リボンの軌跡

何に巻きついたわけでもないのにらせんを描くこのツル.アケビ科のムべだ.

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まっすぐなツルでは自立できないのだろう.らせんを描き上へ上へ伸びようとしている.

このらせんを見ていたら、新体操の選手のまわすリボンにみえてきた.どんな技なのだろうか?
フェアリー・トルネードと言う技があるらしい.まさに妖精の竜巻だ.

必死に巻きつこうとする姿.ツル植物のしたたかな生命力を感じる。
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by kyokukaen | 2012-05-24 22:06

コンペイトウ

旭華園の見るからに甘そうな色のコンペイトウたちが、咲き始めました.

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白、淡いピンク、濃いピンクなど.日に日に暑さの増すこの時期に、元気をもらえそうな賑やかな花たちf0017413_8264875.jpg
ツツジ科のカルミアです.別名アメリカシャクナゲとも言われます.
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by kyokukaen | 2012-05-24 08:33

金の名を与えられた

旭華園のキンロバイが咲いて1週間ほど.

バラ科のキジムシロ属(ポテンチラ)というと黄色の5枚の花弁が特徴で、草本のヘビイチゴがメジャーだ.
キンロバイは、かなり高標高に生える高山植物とのことで、キジムシロ属(ポテンチラ) の中では大型の木本種.
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キンロバイは漢字で書くと“金露梅”.
植物界では、黄色を金、白色を銀という表現をすることがある. 銅はというと、赤みがかった濃い茶系の葉を銅葉などという.金属の名が与えられるということは、かなり珍らしいものだったに違いない.

植物はオリンピックのようにゴールドメダリストなど順位がつけられる事はないが、その昔トップアスリート並みに珍重されたのだろう.
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by kyokukaen | 2012-05-23 18:11

旭華園一大きな木

旭華園の一番大きな木に花が咲いた.

木の名前は斑入りユリノキ (Liriodendron tulipifera ’Aureomarginatum’ という.中国原産のモクレンの仲間で、外斑の園芸品種.
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別名、チューリップのような花の形からチューリップツリーとも、袢纏のような葉の形からハンテンボクともいわれる.

高所作業車からの風景.旭華園一大きな木は樹高10mはあろうか.富士市街を超えて駿河湾が見える程の高さに成長した.
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旭華園のシンボルツリーはどのくらいまで大きく成長するのだろうか?
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by kyokukaen | 2012-05-19 16:18

ねじれ踊る まさにウンリュウ

旭華園のエゴノキ(別名Japanese Snowbell)が咲き出した.

その中でも変わったエゴノキを紹介したい.
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造園関係の方であれば、この画像を見て普通のエゴノキとは違うことに気が付くだろう.

ウンリュウヤナギ(Salix matsudana 'Tortuosa')というヤナギがある.雲龍(ウンリュウ'Tortuosa')とは‘ねじれ性’を意味する言葉だ.

自分で命名するとすれば、このエゴノキをウンリュウエゴノキ(Styrax japonica 'Tortuosa')と名づけたい.

知り合いのおじいさんから譲ってもらったものだ.山取りで偶然手に入れたと言っていた.
専門書でも、インターネットでも未だ見たことがない.近そうな名前すらヒットしない.
下の画像のシダレエゴノキ(Styrax japonica f. pendula)をたまに見かける.旭華園にもあるので違いがはっきりと分かるが、このような'pendula’=枝垂れ性ではない.
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細かくねじれ軽く枝垂れ落ちていく.
どなたか、この子の情報があれば教えてもらいたい.
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by kyokukaen | 2012-05-18 20:29