最近、日に日に暑さが増し、夏の陽気になってきた.
ビールの美味い季節が間近だ.
そんなことでこの果穂がホップに見えてならない.

じつは旭華園にあるクマシデの果穂.
名前の由来は、果穂をつけた姿が、四手、紙垂(神事に使われる玉串や、しめ縄に付けられる雷形に切り折られた半紙)に似ていることからきている.
クマシデなどの”クマ”は、枝、葉、実、姿が逞しい種の名前に付けられる.
そういえば、四手は相撲の横綱の付けるまわしにも付けられていた.どっしりとした果穂が象徴的だ.まさに横綱級.
ビールの美味い季節が間近だ.
そんなことでこの果穂がホップに見えてならない.

じつは旭華園にあるクマシデの果穂.
名前の由来は、果穂をつけた姿が、四手、紙垂(神事に使われる玉串や、しめ縄に付けられる雷形に切り折られた半紙)に似ていることからきている.
クマシデなどの”クマ”は、枝、葉、実、姿が逞しい種の名前に付けられる.
そういえば、四手は相撲の横綱の付けるまわしにも付けられていた.どっしりとした果穂が象徴的だ.まさに横綱級.
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by kyokukaen
| 2012-05-20 19:51
旭華園に咲き始めた2種類のアジサイを紹介します.
アジサイの花は通常、
両性花・・・おしべ、めしべがあり生殖能力を持つ.小さなため目立たない.
装飾花・・・一般的に花と認識されている花.花びらに似た部分はガクで、生殖能力を持たない花.
から構成されています.
まずはコアジサイ.草丈の小さな可愛らしいアジサイで両性花のみの花が特徴.

こちらはヤマアジサイ.中央にある両性花と、周囲にある装飾花から構成されている.ガクアジサイの小型版.
飾り気のない粗相としたところが美しい.

セイヨウアジサイと言われる一般的なアジサイは、ガクアジサイをもとに主に装飾花を改良したもの.そもそも大きなガクをもった装飾花は、昆虫たちに自らの存在をアピールする為に発達したもの.最近巷では母の日に送るカーネーションに変わり、アジサイをプレゼントする方が増えたとのこと.
美しい装飾花に引き寄せられるのは、昆虫だけでなく人間も.
そういえばこの数年、うちもそうだったっけ.旭華園には、鉢からおろしたアジサイたちがその時期にあちこちでアピールしてくれます.
アジサイの花は通常、
両性花・・・おしべ、めしべがあり生殖能力を持つ.小さなため目立たない.
装飾花・・・一般的に花と認識されている花.花びらに似た部分はガクで、生殖能力を持たない花.
から構成されています.
まずはコアジサイ.草丈の小さな可愛らしいアジサイで両性花のみの花が特徴.

こちらはヤマアジサイ.中央にある両性花と、周囲にある装飾花から構成されている.ガクアジサイの小型版.
飾り気のない粗相としたところが美しい.

セイヨウアジサイと言われる一般的なアジサイは、ガクアジサイをもとに主に装飾花を改良したもの.そもそも大きなガクをもった装飾花は、昆虫たちに自らの存在をアピールする為に発達したもの.最近巷では母の日に送るカーネーションに変わり、アジサイをプレゼントする方が増えたとのこと.
美しい装飾花に引き寄せられるのは、昆虫だけでなく人間も.
そういえばこの数年、うちもそうだったっけ.旭華園には、鉢からおろしたアジサイたちがその時期にあちこちでアピールしてくれます.
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by kyokukaen
| 2012-05-20 07:21
旭華園の一番大きな木に花が咲いた.
木の名前は斑入りユリノキ (Liriodendron tulipifera ’Aureomarginatum’ という.中国原産のモクレンの仲間で、外斑の園芸品種.

別名、チューリップのような花の形からチューリップツリーとも、袢纏のような葉の形からハンテンボクともいわれる.
高所作業車からの風景.旭華園一大きな木は樹高10mはあろうか.富士市街を超えて駿河湾が見える程の高さに成長した.
旭華園のシンボルツリーはどのくらいまで大きく成長するのだろうか?
木の名前は斑入りユリノキ (Liriodendron tulipifera ’Aureomarginatum’ という.中国原産のモクレンの仲間で、外斑の園芸品種.

別名、チューリップのような花の形からチューリップツリーとも、袢纏のような葉の形からハンテンボクともいわれる.
高所作業車からの風景.旭華園一大きな木は樹高10mはあろうか.富士市街を超えて駿河湾が見える程の高さに成長した.

旭華園のシンボルツリーはどのくらいまで大きく成長するのだろうか?
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by kyokukaen
| 2012-05-19 16:18
旭華園のエゴノキ(別名Japanese Snowbell)が咲き出した.
その中でも変わったエゴノキを紹介したい.

造園関係の方であれば、この画像を見て普通のエゴノキとは違うことに気が付くだろう.
ウンリュウヤナギ(Salix matsudana 'Tortuosa')というヤナギがある.雲龍(ウンリュウ'Tortuosa')とは‘ねじれ性’を意味する言葉だ.
自分で命名するとすれば、このエゴノキをウンリュウエゴノキ(Styrax japonica 'Tortuosa')と名づけたい.
知り合いのおじいさんから譲ってもらったものだ.山取りで偶然手に入れたと言っていた.
専門書でも、インターネットでも未だ見たことがない.近そうな名前すらヒットしない.
下の画像のシダレエゴノキ(Styrax japonica f. pendula)をたまに見かける.旭華園にもあるので違いがはっきりと分かるが、このような'pendula’=枝垂れ性ではない.
細かくねじれ軽く枝垂れ落ちていく.
どなたか、この子の情報があれば教えてもらいたい.

その中でも変わったエゴノキを紹介したい.

造園関係の方であれば、この画像を見て普通のエゴノキとは違うことに気が付くだろう.
ウンリュウヤナギ(Salix matsudana 'Tortuosa')というヤナギがある.雲龍(ウンリュウ'Tortuosa')とは‘ねじれ性’を意味する言葉だ.
自分で命名するとすれば、このエゴノキをウンリュウエゴノキ(Styrax japonica 'Tortuosa')と名づけたい.
知り合いのおじいさんから譲ってもらったものだ.山取りで偶然手に入れたと言っていた.
専門書でも、インターネットでも未だ見たことがない.近そうな名前すらヒットしない.
下の画像のシダレエゴノキ(Styrax japonica f. pendula)をたまに見かける.旭華園にもあるので違いがはっきりと分かるが、このような'pendula’=枝垂れ性ではない.

細かくねじれ軽く枝垂れ落ちていく.
どなたか、この子の情報があれば教えてもらいたい.

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by kyokukaen
| 2012-05-18 20:29
日本建築専門学校、5回目の講義にいってきた.茶庭の改修だ.

講義の内容は講師自ら考え好きなように決めてよいとのことだが、
唯一学校が求める講義の内容の一つに、校内にある茶庭の手直しがある.
●排水不良
●樹木の繁茂
●飛び石、延べ段が歩きにくい
●必要であれば動線の見直しも
ということからだ.
どこまで手直しをやるべきかを把握すべく、前回の講義で測量を生徒にしてもらうことにした.
やはり現場は生徒が生き生きしている.4班に分かれてもらい個々に作業に当たってもらった.
皆言われたことを忠実に守ってくれ、それぞれとても分かりやすい現況図ができた.

現況図をもとに、大石校長と長谷川先生に立ち会ってもらい、整備方針を決めた.
●排水ますの設置
●樹木の剪定
●飛び石、延べ段の作り直し
●四つ目垣の作り直し
という内容だ.
動線計画は、練習用としてはかなり合理的に計画されているように感じたので、そのままでという提案とさせていただいた.
そしてこの日を迎えたわけだ.一杯々々で写真を撮り忘れた.残念.
1コマ目は茶会の流れと茶室、露地の構成を説明した.
2コマ目いよいよ作業に入る.小さなスペースで、20人が相手では右往左往するばかりで大変だ.
でも二十歳近所の20人というパワーはすごい.それからそれへと作業が進む.ほぼ半分の作業が進んだ.来週が楽しみだ.
大分、学校の雰囲気に慣れてきた.”勝って兜の緒を締めよ.”
別に何に勝ったわけでもないが、余裕が出てくるとポカをするものだ.今以上に気を引き締めて臨みたいところ.
帰り道、学校に近くでハンカチノキを発見.富士市内では殆ど見かけない.見かけたとしてもとっくに花は散っているはずだが、標高が高く涼しいせいもあってまだ花弁が付いていた.
旭華園にもハンカチノキはあるが去年は咲いたが、今年は一つも咲かなかった.
そんなこともあってコヤツを写真に収めた.


講義の内容は講師自ら考え好きなように決めてよいとのことだが、
唯一学校が求める講義の内容の一つに、校内にある茶庭の手直しがある.
●排水不良
●樹木の繁茂
●飛び石、延べ段が歩きにくい
●必要であれば動線の見直しも
ということからだ.
どこまで手直しをやるべきかを把握すべく、前回の講義で測量を生徒にしてもらうことにした.
やはり現場は生徒が生き生きしている.4班に分かれてもらい個々に作業に当たってもらった.
皆言われたことを忠実に守ってくれ、それぞれとても分かりやすい現況図ができた.

現況図をもとに、大石校長と長谷川先生に立ち会ってもらい、整備方針を決めた.
●排水ますの設置
●樹木の剪定
●飛び石、延べ段の作り直し
●四つ目垣の作り直し
という内容だ.
動線計画は、練習用としてはかなり合理的に計画されているように感じたので、そのままでという提案とさせていただいた.
そしてこの日を迎えたわけだ.一杯々々で写真を撮り忘れた.残念.
1コマ目は茶会の流れと茶室、露地の構成を説明した.
2コマ目いよいよ作業に入る.小さなスペースで、20人が相手では右往左往するばかりで大変だ.
でも二十歳近所の20人というパワーはすごい.それからそれへと作業が進む.ほぼ半分の作業が進んだ.来週が楽しみだ.
大分、学校の雰囲気に慣れてきた.”勝って兜の緒を締めよ.”
別に何に勝ったわけでもないが、余裕が出てくるとポカをするものだ.今以上に気を引き締めて臨みたいところ.
帰り道、学校に近くでハンカチノキを発見.富士市内では殆ど見かけない.見かけたとしてもとっくに花は散っているはずだが、標高が高く涼しいせいもあってまだ花弁が付いていた.
旭華園にもハンカチノキはあるが去年は咲いたが、今年は一つも咲かなかった.
そんなこともあってコヤツを写真に収めた.

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by kyokukaen
| 2012-05-18 15:27