旭華園 news

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　ﾜﾀﾌｷｶｲｶﾞﾗﾑｼ

　白い綿みたいなのがｶｲｶﾞﾗﾑｼの1種です．元はｵｰｽﾄﾗﾘｱだそうで、荷物にまぎれて日本に来たんでしょうね．そして天国だったでしょう、天敵がいなかったんですから．今ではﾍﾞﾀﾞﾘｱﾃﾝﾄｳﾑｼという天敵も連れて来ていて、共生がはかれているようです．
　これはｱｶｼｱについていましたが、他にﾅﾝﾃﾝや柑橘類につきやすいです．人に害はまったくありません．

外来種

2年程前から、鳥の珍しい鳴き声が気になるようになった．その鳥は、春先から鳴きはじめ、朝昼問わず大きな声で鳴き続ける．とても日本の鳥のようにさえずるような鳴き方はしない．どうも外来種のようだ．

その鳥の名前は、”ガビチョウ”といい、この数年で、南東北を北限に全国的に広がっているとのこと．
もともとは、愛玩用に中国から輸入され、安価で独特の泣き声(何度もいうようだがさえずりとはいえないほど大きな泣き声・・・）が珍重された事からブームになったが、日本の住宅事情では声が大きすぎて近所迷惑になることや、姿が地味なこと、餌やりが大変なことが主な理由で飼い主が飼いきれず野山に放鳥、在庫を抱えたペット業者も遺棄（放鳥）したらしい．

最近テレビでも飼育放棄による外来種の汚染があちこちで報道されている．
飽きっぽい人間の心を満たしてくれるものは一体どのようなものなのか．

季節にのって自然に耳に入ってくる、日本の野鳥のさえずりのほうが私は好きだ．